女子卓球部のみんなへ


「ツッツキ」。先日、この卓球の技術を顧問の金子先生から教えてもらいました。「レシーブの時、下回転をかけた短い球を相手コートに返す技」。私は温泉な どで卓球をするときは、すぐに適当なスマッシュを打ってしまうタイプだから、この技が得意な和田中卓球部にはとてもかなわないだろうと思う。事実、うちが 勝つ試合は、こちらの「ツッツキ」にしびれを切らし、相手が先にミスをして自滅するというパターンですね。丁寧に、丁寧に、一球、一球を返すというプレー は、派手さはないけれど、とても堅実。恵まれているとは言えない練習場だけど、君たちの「ツッツキ」が、日々の地道な練習に裏打ちされた高い技術であるこ とは、誰の目にも明らかです。

今日の都大会は、初戦の羽田中を3-1で撃破を突破して、東京都ベスト16。これは文句なく素晴らしい成績。しかも、2年生主体でここまでやってきたのだから、凄い。2回戦はシードの七国中。レベルが少しだけ高かったですね。相手のミスを待っているだけの「ツッツキ」合いだけではこのレベルは勝ち抜けなさそうです。2年生が主体のチームだからこそ、ここは敢えてもっと上に目標をもってやって欲しい。これから1年かけて、どうやったら勝てるのか自分たちで必死に考え、そして必死に練習していってください。もちろん、顧問の金子先生にアドバイスやヒントをもらうことが大事。これからの活躍を楽しみにしています。

追伸:個人戦に出場した、男子卓球部の3名の諸君へ。みんな、カッコ良かったぞ。試合中は、もっと、遠慮なく声を出してもいいんじゃないか。日本代表のオリンピック選手のように。


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カテゴリー: 校長室コラム