【朝礼】生徒会委嘱式にあたって


おはようございます。生徒会委嘱式に先がけてお話をさせていただきます。

みんなも知っていると思いますが、今、日本では、自民党と民主党のどちらがリーダーになってこれからの日本を引っ張っていくか、それを決める衆議院総選挙が近いと言われています。一方の海外では、アメリカ合衆国も、民主党のオバマ氏と共和党のマケイン氏の二人の、どちらがアメリカ合衆国を引っ張っていくのかを決めるアメリカ大統領選挙が近づいています。私は、どちらの国においても、その国の行先を決めるのはひとりひとり国民であって、だれがリーダーになろうとも、その国の国民の意識や覚悟がしっかりしていないといい方向に変わっていけないと思っています。

今から47年前、アメリカ大統領選挙において勝利したのが、43歳の民主党のJ・F・ケネディ氏でした。そのケネディ氏が大統領に就任した時の演説は、アメリカ全国民に留まらず、世界の人々を勇気づけたスピーチとして多くの人々の記憶に残りました。その演説の中で、特に有名なフレーズは、このようなものでした。

Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country
 
 
『「国が自分たちのために何をしてくれるのか」と問いかけるのではなく、「自分たちが国のために何ができるか」を問いかけてほしい。』
ユーチューブなどで、ケネディ演説と検索すればだれでも見られるので、ぜひ見てください。英語のいい勉強にもなると思います。

さて、先月の生徒会役員選挙で、これからの和田中学校生徒会を引っ張っていくリーダーが決まりました。リーダーのみなさんには、ぜひ、演説で公約したことが実現できるように、がんばっていってください。
そして、和田中生全員に考えてほしいのが、「生徒会が何をしてくれるのだろう、と考えるのではなく、生徒会のために自分に何ができるのか」ひとりひとりが考えてみてください。生徒会のため、和田中学校のために、自分が何をいったい『貢献』できるのかを、ひとりひとりが考え、そして実践してみてください。

生徒会役員の人たちには、これから大きな期待をしています。そして、それ以上に、それを支えていく和田中生ひとりひとりが、これからどんな活動をしていくか、大きな期待をしています。
以上です。


コメント

カテゴリー: 校長室コラム