【2年生へ】来週からは、3泊4日銀世界の菅平に!


2年生のみなさん、来週から、いよいよ菅平で3泊4日のスキー教室です。
私は、雪国の長野県で生まれ育ったというのに、スキーを始めてしたのは高校生1年生の時のスキー教室です。それまで、スキーをするのは都会の優雅な人たちだけだと思っていました。でも、初めてのスキーは、雪山の景色に感動したり、リフトから見える谷底が怖かったり、そのスピード感に感動したり、夜の楽しいレクリエーションをしたり、今でもよく覚えていています。
スキーをする機会は、雪国の長野県でも多くはありませんでしたが、それにも関わらず、杉並区の中学生には3泊4日のスキー教室があり、とても恵まれた環境にあると思います。それだけ、杉並区がこのスキー教室に力を入れているということは、どんな意味があるのでしょうか。
私は、スキー教室の重要な意味のひとつとして、3泊4日もの間、ひとつの学年が一緒に行動することを通じて「団体行動」を学ぶということがあると思います。160名が団体で行動をするためには、全員が時間やルールを守る必要があります。ひとりひとりが好き勝手なことをしていては、まとまりません。ひとりひとりが少しずつ我慢をして、全体としては最大、最高に楽しいという「社会の法則」を学んで欲しいと思います。
 それから、都会では味わえない、長野の大自然を存分に味わってください。よのなか科NEXTでは、2年生のみんなに、長野県の珍味、いなご、ザザムシ、蜂の子を味わってもらいました。みんなが予想以上に「おいしい、おいしい」「うめぇ」と食べてくれ、すべてをたいらげてくれて、ほっとしました。見るだけでぞっとしてしまい、食べられないかと思っていました。長野県は、魚などの海の幸には恵まれていませんが、清らかな水とで豊かな自然に恵まれて、独特の、そして格別の食文化がはぐくまれています。いなご、蜂の子が食卓に出るかどうかはわかりませんが、野沢菜や蕎麦(そば)は出ることでしょう。雄大な大自然とともに、豊かな自然を味わってください。
2学年としての最高のスキー体験をしましょう。私も久しぶりのスキーを楽しみにしています。


コメント

カテゴリー: 校長室コラム