46年ぶりに日本で観測された皆既日食。
ほとんど絶望的かと思われた日食観察でしたが、
午前10時ころを過ぎると、にわかに空があかるくなり、
午前11時12分、雲の切れ間から、
月で欠けた神秘的な太陽をのぞくことができました。
~惑星を旅する一週間~
と題したドテラの夏休みの特別企画。
和田小学校の校庭には、
ドテラの参加の中学生と和田小学生が集合。
「凄い、凄い」
「三日月っぽい」
「めっちゃうれしい」
「あーっつ、見えた!!!」
「感動!」
参加したみんなから、次々と歓声があがりました。
「皆既日食」と「ダイヤモンドリング」の瞬間は、
体育館で大画面によるテレビ中継で観察しました。
太陽の直径は、月の直径の約400倍。
地球と太陽との距離は、地球と月との距離の約400倍。
この倍率の偶然の一致によって、
太陽と月とが見事に重なり合って見えるのですね。
私は、子どものころ、
天体などに関する新聞記事を切り抜いたりしている宇宙小僧でした。
そして、テレビマンガ「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」を観ながら、
『宇宙人のいる星がどのくらいあるのだろう?』
『光速を超えるワープとは、どんな理論なのだろう?』
『宇宙の果て、の先は、どうなっているのだろう?』
そんなことを考え、いろいろ調べていました。
天体ショーをみながら、
久しぶりに、自分の少年時代のことを思い出しました。
日本で次に皆既日食が見られるのは、26年後。
是非とも、また、日食を見たいと思います。
その時には、みんなと一緒に観た今日の太陽のことを
思い出すのだと思います。