剣道部東京都大会男子団体戦2回戦。
団体戦は先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5人による総当り戦で
先に3勝したチームが勝ちとなるが、
和田中剣道部は最後の『大将』戦で勝利し、2勝2敗1分けとしたものの
「一本の数」で1本少なく、残念ながら敗退となった。
本当に、くやしかった。
3年生のみんなは、その何倍も、くやしかったことだろう。
今年の剣道部は多くの選手が1年生の時から中心メンバーとして活躍し、
2年生になってからは関東大会出場に標準を合わせて練習を積んできた。
時には、高校生と一緒に練習したり、他の道場に出向いたりして
その技を磨いてきた。
そして、秋からの杉並区の大会では常に優勝をし、
東京都大会では関東大会まで、あと一歩のところまで来ていた。
しかし、3年生最後となった今大会でも、その壁を破ることはできなかった。
勝負ごとにおいて、結果はとても大事。
ただ、試合の結果だけが、すべてではない。
君たちが、今まで剣道部として頑張ってきたことは、
いつか必ず、結果としてかえってくるだろう。
みんなで力を合わせて努力してきたプロセスは、
剣道を続ける人は、もしかしたら高校に行った次の試合で、
また、ここで剣道を止めてしまったとしても
いつか必ず、何らかのプラスの形として表れるだろう。
今日の試合は、
私が今まで観てきた試合の中でも最も印象に残る試合の一つだった。
圧倒的な強さで完勝した1回戦。
強豪に対して、最後の最後まで気迫の衰えない、
堂々とした戦いぶりの2回戦。
私は、君たち3年生の勇姿をしっかりと目に焼きつけ、
いつまでも、いつまでも記憶に留めておこうと思います。
3年生のみんな、お疲れさま。
1, 2年生のみんな、ぜひ、先輩に続いてください。