君子三日会わずんば、まさに刮目して待て①


「君子三日会わずんば、まさに刮目(かつもく)して待て」
今の和田中生に感じている言葉です。

入学式を終えてからここ2週間くらい
君たちひとりひとりの成長は
まさに、目を見張るものがあって
とても驚き、またうれしく思っています。

「君子三日会わずんば、まさに刮目して待て」
とは、中国の三国時代の名将呂蒙の言葉で
「士たる者は、別れて三日もすれば大いに成長しているものであって、
次に会う時には目をこすって迎えねばならない」
という意味です。

『志(こころざし)があれば、短期間でも大きな成長ができる』

と、私なりに解釈をしています。

先週金曜日の『脳トレ』の川島隆太教授が来られた
「よのなか科NEXT」の全校での授業では、
みんなから、あんなにもたくさんの質問がでるとは思いませんでした。
特に3年生の意欲はすごい。
川島教授からも誉めていただけましたが、
全校生徒400名、保護者を含めて約700名近い人がいる場所で
質問をするという行為は、とても勇気のいることです。
大人でも難しいことです。それにもかかわらず、
今まで発言したことのないような人が堂々と手を挙げ
自分の知りたいことを恥ずかしがらずに発言する様子は
とても立派でした。

また、今学期から始めた
毎朝20分間行っている『ブレイントレーニング』でも
先生たちとの事前の打ち合わせでは、
「やらされている、という気持ちではなくて、
自分のためだと思って、自ら積極的に取り組んでくれるかなぁ」
と心配する声もありました。
でも、そんな心配は無用でしたね。
名文の音読、数学の計算、英語のリスニング
みんな、どれに対しても驚くほど集中して取り組んでいると思います。

3分間の名文の音読では、
私は3作品と数行くらいしか読み切れません。
でも、4作品を読み切れる人も多くいますね。
(びっくり!)

3分間の数学の計算では、
私はなかなか200問にたどり着けません。
でも、200問解けている人もいますね。
(くやしい!)

君たちの右肩あがりの成長曲線には
とても、ついていけなさそうです。

⇒次回続く。


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