君子三日会わずんば、まさに刮目して待て②


先週の日曜日、
各部活動での君たちの成長も、目を見張るものがありました。

男女バスケ部。
ブロック大会の一回戦とはいえ、男女とも圧勝。
おめでとう。
随分と「パス回し」が早くなって
ゲーム全体にスピード感がでてきました。
ゲームでは、パスを出すほうの選手だけでなく、
パスを受けとるほう選手の動きも同様に大切です。
その点で、パスを受ける選手の動き出しが
以前に比べて各段に早くなったと感じました。
まだまだ、パスを出すほうのプレーが”雑”だし、
お互いに”暗黙の了解”の動きとまではいかないけれど、
それでも「早いゲーム展開」をしようという意識と
それに対する果敢な挑戦は、
きっと大きな成果に結び付くと思います。
2回戦以降の戦いも期待しています。

女子テニス部。
個人戦では多くの選手が3回戦まで進出。
おめでとう。

とにかく、サーブが力強くなった。
とくにファーストサーブの思い切りは見ていて気持ちがいい。
(セカンドサーブまで思い切りうつので、これはひやひやしています。)
腕が思いきって振りきれているし、
体幹(たいかん:体の中心のこと)をうまく使って
体全体で強いサーブが打てているな、と感じました。

サーブのうまさは、打ち込んだ量にある程度比例します。
サーブの練習に地道に取り組んできたな、
ということがすぐに分かりました。
単調な練習にこそ上達への活路があることを信じ
これからもしっかりと練習を続けていってください。
今週のダブルスの試合も期待しています。

野球部。
一回戦 3-2 敗退、残念。

試合の5回表以降しか観られなかったので
私が多くを語ることはできませんが、
試合が終わったあとに
グランドの片隅で悔し泣きをしている選手が何人かいましたね。

昨年の夏から新チームになって、一回戦負けは初めてだろうし、
最終回も同点に追いつけるチャンスがあっただけに、
その気持ちはよくわかります。

その「悔しい気持ち」を忘れないで欲しい、と思います。
「悔しい」と思えることも成長のひとつ。
そして、その気持ちを忘れさえしなければ、
これからの練習が少しくらい辛くたって乗り越えるはず。
ひとつひとつの練習をおろそかにせず
集中して練習や試合にも取り組めるはず。

今週の試合は、
ぜひ、一回表から観戦させてもらいます。

「君子三日会わずんば、まさに刮目して待て」
“和田中生は、別れて三日もすれば大いに成長しているものであって、
次に会う時には目をこすって迎えねばならない。”

そう思えるくらいの
君たちの成長を、これからも期待しています。


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