【朝礼にて】誰でもできることを、誰にもできないくらいやる。


(朝礼に先駆けて)
男子バスケットボール 区大会準優勝
女子テニス ダブルス ブロック大会3位
男子バドミントン、1年ダブルス3位
女子バドミントン、1年シングルス準優勝
の表彰を行いました。
(朝礼にて)
みなさん、おはようございます。
3学期に入って部活動の大会も多くなり、
みんなの目覚ましい活躍を嬉しく思います。

さて、今日は、そんなみんなが
もう1ランク上に行けるためのヒントになればと思い、
話をします。

先々週、3年生の「よのなか科NEXT」の授業では、
ゲスト講師に昨年度バスケットボール日本一になった
リンク栃木の代表山谷拓志先生に来ていただきました。

その中で、日本人として初めてNBA(アメリカのプロバスケットボール)
のプレーヤーとなった田臥勇太選手のことについて話していただきました。

私たちは、田臥選手をはじめとしてスポーツで活躍する人の多くは、
「生まれつきの才能と運がよかったから」と思いがちです。
しかし、田臥選手は、生まれつき身長が低く、
(今でも身長は173センチですが)
バスケットボールプレーヤーとしては
決して恵まれた体格や資質は持っていませんでした。

そこで、田臥選手は小学生の時にバスケを始めたころから
「だれよりも早く体育館へ来て、シュートの練習を始める」
ことをこころに決めたそうです。
誰から指示されるまでもなく、自分から始めたその努力。
みんなが来るまでの間に、一本でも多くのシュートを打つ。
その努力は、NBAへ挑戦している時も、
そして、リンク栃木に移籍した今もずっと変わりません。
今もリンク栃木で一番先に練習場に来て、
シュート練習を始めるのは、田臥選手だそうです。

「だれよりも早く体育館へ来て、シュートの練習を始める」
やろうと思えば、だれでもできることです。
「誰でもできる当たり前のこと、誰にもできないくらいやる。」
でも、それを続けることで、
大きな成果へと結びついて行くのです。

少し話はかわりますが、
今年の4月から、みなさんは朝の20分間、
朝学習、ブレイン・トレーニングをしています。
計算練習、音読、英語のリスニング、
どれも3分間の単純で、簡単なことです。
でも中には、この3分間を集中できない人もいますね。
勉強の成績が伸びない、と言っている人に限って、
こういった地道な努力を続けていないような気がします。

「最後のゴールにたどりつけるのはウサギではなく亀」

君たちには、
もうひとつ上の高みにたどりつけるように、
誰から指示されるのではなく、
誰でもできる当たり前のこと、
誰にもできないくらいやるという努力を
続けて行って欲しいと思います。

今日は以上です。


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