【朝礼にて】「1.01」のもつ意味


〔朝礼に先駆けて〕
杉並区美術・技術・家庭家・展覧会出品者
杉並区書道かきぞめ展覧会出品者
女子卓球 ダブルス 区大会1位
女子卓球 シングルス 区大会1位2位
の表彰を行いました。

みなさん、おはようございます。

先週、先々週と1、2年生の「よのなか科NEXT」の授業では、
ゲスト講師に今年アメリカンフットボールで日本一になった
オービックシーガルズ(以下シーガルズ)の
新生コーチ、玉ノ井コーチに来ていただき
授業をしていただきました。
授業を行うにあたって校長室で打ち合わせをしている時に、
シーガルズが今年優勝できた秘訣は何ですか?と聞くと

『今年のスローガンの「1.01」だと思います』
と教えてくれました。

私は『えっ?「1.01」ってどんな意味ですか?』
と聞き返すと、校長室にある文字を指さして、
「この、自立、貢献」と同じですよ、と応えてくれました。

つまり、「1.01」の「1」は、
自分でできることを100%やりきるという意味の「1」
そして、「1.01」の「.01」は、
チームのために1%でも貢献しようという意味の「.01」

つまり、
チーム全員が自分の最善をつくし100%の力を出し切る。
次は、ひとり一人が他の人のために1%でも貢献する。
その意味で学校目標の「自立、貢献」と同じ意味なのです。

チームのために1%の行動をするこということは、
たとえば、
相手に気持ちよく、あいさつをする、
気がついたら、ゴミをひろう、
ミーティングでは、おしゃべりをしない、
早くグランウンドにきて、整備する、
そういうことから始まるそうです。

この授業を受けて
2年生は、こんな感想を書いてくれました。

「勝つための秘訣は、自分のことだけをやるのではなくて、
チームのために行動する意識なのだと思いました。」
「強いチームは、自分が強くなるための練習ばかりをしている
と思っていたけれど、本当に強い人たちは、
仲間に対して一生懸命にやるのだということがわかりました」
と書いてくれました。

1年生は、これから一緒に上級生になる同じ仲間のために、
2年生は、明日から始まるスキー教室の中で
3年生は、まだ高校合格を果たしていない仲間のために
「1.01」の「1」と「.01」について考えてみてください。

最後に、
アメフトの選手70名、ひとり一人が「1.01」の意識で行動すると
つまり、1.01×1.01×1.01×1.01・・・・と70回かけ合わせていくと、
「2」になる、つまりチーム力は2倍になるのだそうです。

そこで、私は考えてみました。

和田中生398名、ひとり一人が「1.01」で行動する、
つまり、1.01×1.01×1.01×1.01・・・・と398回かけ合わせていくと、
和田中のチーム力は何倍になるのでしょうか?
398回、掛け合わしていくと
和田中のチーム力は50倍になりました。

凄い数字、凄いチカラですね。

今日は、以上です。


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