【朝礼にて】永遠の絆を結ぶ、別れ。


朝礼に先駆けて、
東京都が推進する「社会を明るくする運動」で
和田中生徒会の活動が表彰されました。

(朝礼にて)
おはようございます。

あと3週間で、卒業式です。

今のクラス、学年、3年生、そして先生方とのお別れになります。
悲しかったり、辛かったりする別れではなく、
私たちの絆が永遠になる、そんな輝かしい別れの場が
卒業式だと思っています。

私も今から30年前に地元の中学校を卒業しました。
中学校の卒業式の記憶は、
断片的にですが、今も鮮明に残っています。
そして、卒業式の日に体育館の前で撮った
大好きな友人との一枚の写真は一生の宝物になり、
今もその絆を大切にし続けています。

3年生には、これからの人生にずっと記憶に残る
そんな素敵な卒業式を迎えて欲しいと思っています。
そのために、1年生から3年生まで
みんなが気持ちを一つにして
これからの一時間、一時間の授業、
一日、一日の学校生活、
卒業式に向けた数々の準備に、
取り組んでいってください。

さて、
今日は、担任の先生方から話があったらと思いますが、
3月31日に行われる「お別れの会」について話します。

詳しい内容については、この後、副校長先生より話がありますが、
私からは「お別れの会」を開くことにした経緯についてお話します。

例年、転任された先生方とお別れをする「離任式」を
4月の下旬から5月上旬にかけて行ってきましたが、
その離任式に出席の予定の先生方が
どうしても出られないという事態が続いていました。
これは、いざ新しい学校に赴任してしまうと、
その学校の行事などと重なり、
元の学校の離任式には行けないという状況に陥るのです。
たとえば、石田副校長は、
昨年度まで大田区の大森第十中学校の
2年生の学年主任の先生でした。
今年度から和田中学校に赴任されてきたわけですが、
和田中学校の行事の日程と重なってしまい、
大森第二中学校の離任式に出ることができませんでした。
私は石田先生や大森十中の生徒の皆さんには
本当に申し訳なかったなぁ、と思っています。

そこで、今年から、お世話になった先生方には、
新しい学校に赴任される前の3月31日に
「お別れの会」として、
感謝の気持ちを伝える機会をもうけたいと思っています。

君たちのこれからの人生において、
大切な人との出会いがすべてです。
特に、同じ学び舎で過ごした
恩師と生徒との出会いは一生続く、大切な絆です。
だからこそ、そんな人との別れは、
もっともっと大切にしていって欲しいのです。

もちろん、初めて行う行事なので、
不安もあるかもしれません。
でも、和田中を去られる先生方への感謝の気持ちを伝えられる
そんな素敵な会になるよう、協力をして欲しいと思います。

いずれにしても、この仲間で過ごせる、
卒業式、お別れの会まで
残された、時間はあと少しです。

一瞬、一瞬、
一日、一日を、
大切に過ごしていってください。

今日は以上です。


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