部活動、最終章③


本日、
卓球の東京都大会が行われ、
女子個人戦で、 常盤紗恵(3年)さん
横葉和湖(3年)さん
佐藤未羽(1年)さん
の3名が出場しました。

常盤さんは、一回戦は3-0で勝利したものの二回戦では惜敗。
横葉さんは、二回戦からの登場で、セットカウント2-2から
最終セットを連続ジュースの末、15-16で落とし惜敗。
佐藤さんは、二回戦に勝利し三回戦に進んだものの、
残念ながえら、四回戦には進めませんでした。

私は、特に3年生の2人は、
本当によく頑張ってきたと思っています。

入部したときから女子部員が2名だけで、
練習環境も練習相手も整っていない中で、
辛かったこと、
弱気になったこと、
止めたくなったこと、
いっぱいもあったかと思います。

そんな状況のなかで
卓球部には
もっとこうしてあげたい、
あんなことができるかもしれない、
そんな思いはありましたが、
なかなか十分な形でサポートできなかったことを
申し訳なく思っています。

でも、その2人がそろって、
東京都大会に出場を決めた時は、
本当に嬉しかった。
(もちろん二人は当然だと思っていたかもしれませんが)

今日の都大会。

2人とも、技術的に各段に向上していたのは
よくわかりました。
カットボールに強い回転がかけられていたし、
チャンスボールを積極的にものにできていた
と思います。

横葉さんが、最終セットで
2度もマッチポイントを握りながら、
その2度とも相手のボールがネットインして、
紙一重で勝利を逃してしまったとき、
本当についてないな、と思いました。

ネットインで2度も救われたこともあって、
相手の選手が、試合後申し訳なさそうに挨拶に来たとき、
横葉さんが、すがすがしい笑顔で握手をしていたのは、
スポーツマンとしての成長を感じました。

2人で歩んで、
2人でともに都大会に出場できたこと、
そして、正々堂々の試合ができたことは
いつまでも、いつまでも誇りにしてください。

卓球部、御苦労さま。

よく、がんばりました。


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