3年生へ「よのなか科NEXT」の連絡です。


9月3日(水) 3、4、5、6時間目 に、夏休み後、初めての「よのなか科NEXT」を行います。
テーマは、『オリンピックの光と陰 ~2008年北京オリンピックの功罪から2016年東京オリンピックについて考える』です。ゲストティーチャーには、モントリオールオリンピックの金メダリスト、白井貴子さんをお招きします。

まず、一流の競技者にとっては、オリンピックとはどんな大会なのでしょうか。なぜ、あれほどまでにメダルにこだわり、自分を追い詰めて競技を続けることができるのでしょうか。

また、国にとって、オリンピックの自国開催にはどんな意義があるのでしょうか。ナチスドイツによって国威発揚の道具にされた悲しい歴史や、アメリカ合衆国とソ連がお互いに参加をボイコットしあった歴史を振り返りながら、今回の中国でのオリンピック開催の意味を考えます。
さらに、世界最大のイベントであるオリンピックでは、どんなビジネスが展開されていて、IOCや企業はどんな利益を生み出しているのか、今回の北京オリンピックを単なるスポーツの祭典に留めず、多角的にとらえ考えてみます。

そのあとで、2016年、君たちの多くが社会人としてデビューしているころ、東京にオリンピックを誘致すべきだろうか。また、誘致するとしたら、どんな大会にすべきだろうか、みんなで考えてみたいと思います。


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カテゴリー: 校長室コラム