第40回全国中学校卓球大会が北九州市総合体育館で行われました。
和田中学校からは、男子卓球部2年生の片岡弘紀君が男子個人戦に出場しました。
片岡君は東京都大会で優勝し、
関東大会でベスト８に進出しての初めての全国大会出場でした。
結果は1回戦で青森山田中学の藤森選手にセットカウント3-0で敗れました。
各ブロック大会を勝ち抜いてきた選手が集まる全国大会には、
東京都大会や関東大会にはない独特の雰囲気があり、
片岡君の持ち味である積極的な攻撃を出すことができぬまま
敗退してしまいました。
対戦相手の青森山田中学は団体戦でも出場しており、
青森山田中学の藤森選手はすでに団体戦での数試合をこなし、
試合会場の雰囲気に慣れていたということはあったでしょう。
片岡君は東京都1位、関東の代表として上位進出を狙っていただけに
本当に悔しい敗戦になりました。
それでも、
何万人といるのであろう全国の中学生の卓球選手の中から
わずか100数人しか出場できない全国大会にまで勝ち進んできたのは
本当に凄いことであるし快挙だと思います。
絶え間ない練習とひたむきな努力を続けてきた片岡君に
惜しみない拍手を送りたいと思います。
そして、片岡君はまだ「来年」があります。
確かに全国大会の舞台には独特の雰囲気があり、
集まってくる選手たちも今までと違った強い気持ちで挑んできます。
でも、全日本選手やオリンピック選手が立ち向かってくるのではなく
自分と同じ（たかが）中学生が試合をしているのにすぎない、
ということも実感できたはずです。
この大会をバネに、さらなる飛躍を楽しみです。
和田中学校の他の部活動も
片岡君のスポーツにかけるひた向きさを謙虚に学び
これからも日々の努力を続けていって欲しいと思います。