朝礼にて・金哲彦さんからメッセージが届きました。


みなさん、おはようございます。

先週の土曜日の「よのなか科NEXT」の授業は、1年から3年生までの全校生徒による初めての授業でしたが、核心をつく鋭い意見や笑いも誘う意見など、みんなからの積極的な発言があり、とてもよかったと思います。さて、その授業をやっていただいた金哲彦先生から、メッセージがとどきましたので、ご紹介します。

「”夜スペ”などで話題の和田中生に話をするということで、行く前は少し緊張もありました。しかし、体育館に入る前から、校長室の前で親しげに先生たちと談笑する中学生を見て、「和田中の生徒は、大人と話すこと(コミュニケーション)が好きなのだな」と安心しました。

今回のよのなか科NEXTでの話の内容は、オリンピックのことが中心でしたが、その中身は、私がこれまで経験してきたことの中から、中学生にぜひ知って欲しいことをいくつかピックアップしてお話したつもりです。何かを感じてくれればとても嬉しく思います。

クイズでは、予期しなかったユニークな答えが返ってきて、感心するとともに、楽しませてもらいました。必ずしも正解を応えなくても、自分なりに真剣に考えたことは大切なことだと思います。またその上で「こんなことを発言すると、笑いがとれるかも」という積極性も◎(二重丸)です。
こんな素晴らしい環境で学び育っている和田中生は、幸せです。これから時間がたつと、それぞれ別々に、いろんな社会にでていくと思いますが、経験してきた幸せを、どしどし他の人にも分けてあげてください。これからも和田中に注目していますので、頑張ってください。」

こんなメッセージをいただきました。

金さんは、授業のなかで「メダルが取れる人と取れない人の差は『執着心』だと思う」という話をされましたね。金さんが、何人ものメダリストを育て、また何回ものオリンピックに参加することを通じて到達した、奥の深い言葉だと思います。みなさんも、ひとりひとり、執着心という言葉の意味だけではなく、執着心をもって目標に取り組む、ということは具体的には、どういうことなのか、ぜひ考えてみてください。そして、何かに挑戦するとき、ぜひこの『執着心』という言葉を思い出して、『執着心』をもって取り組んでみてください。何か、今までとは違う結果になるはずです。

続いて、表彰です。今日は、表彰が多いので、7月中に行われた部活の団体種目の表彰と、文化行事の表彰、そして、英検の表彰を行います。

●7月中に行われた部活の団体種目の表彰
 剣道部 東京都大会出場
 男子卓球部 杉並区大会 第4位
 女子卓球部 杉並区大会 優勝
 女子テニス部 杉並区大会 Aチーム 優勝 
 女子テニス部 杉並区大会 Bチーム 3位

●文化的行事の表彰
 中学生の主張 最優秀賞 3年女子
 標語コンテスト 入選 3年男子
 夏休みクラブ修了証 3名

●英語検定の合格者の表彰
 英検2級 3名
 英検 準2級 6名
 英検 3級代表 1名
 英検 4級代表 1名
 英検 5級代表 1名

以上、みなさん、おめでとうございました。今回壇上に登ったみなさんは、他の人より、何か『執着心』をもって取り組んでみた結果が、表れたのだと思います。


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