【選択理科】本物を見るということ


本物を見るということ
 2年生選択理科の校外学習で、積水ハイム蓮田工場に見学に行ってきました。工場で「家がつくられる」様子や、モデルハウスの本物をみることで、教室だけでは学べないものを学びました。

学校教育において子どもたちに知識を与えるという作業は、ほとんどの場合は閉じられた空間である教室の中で行なわれます。すべてを経験主義、体験主義で行っていくことは現実的には不可能で、子どもたちの想像力をかきたてながら教育を行っています。それでも、想像できないようなものを教えるには、本物を見る体験学習は実に有効です。「家が工場で作られる」「家がリサイクルされる」などという事象は、大人でも想像することができないと思います。私は、前職で、たまたま「ユニットハウス」が工場で作りだされる過程を映像化する仕事をする機会があって、セキスイハイム様の工場でどんな何が起きているかを想像することができました。今回、私も工場見学をしましたが、また新たな発見をすることができて、うれしかったです。
 
 
今回、セキスイハイム様の工場を見学できた生徒は、大変幸せだと思います。「家が工場で作られる」ということを理解したに留まらず、地震の体験、モデルハウスの見学などを通じて、想像していたことが、確実な知識に結びついたと思います。そして、いつか、今回の経験が全く別の機会と結びつき、新たな知識や知恵を増やしていくことができるでしょう。


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カテゴリー: 校長室コラム