【保護者の会・運営委員会にて】残された日々を大切に


みなさん、こんにちは。本年度の運営委員会も最後になりましたが、保護者の会役員の皆様、各委員の皆様、一年間御苦労さまでした。
 さて、本年度の学校生活も残すところあと1ヶ月となりました。各学年とも、1年間の総仕上げの時期になっています。特に3年生は、中学校生活もあと3週間になりました。今週23日には、都立高校入試が終わり1月から始まった高校受験の緊張の日々がようやく終わりに近づいています。合格が決まっていく友達を見ながら不安な様子をみせる生徒もいましたが、初めて味わう試練を、みんなで支えあいながら乗りこえることができたのではないかと思います。結果に満足している生徒も、していない生徒も、すべて今起きた結果を真摯に受け止め、未来に意識を集中して欲しいと思っています。これからはそれぞれの道を歩み始めるわけですが、和田中の仲間とすごす残りの日々を大切に過ごしてください。

2年生は、2月3日~6日、長野県菅平高原で3泊4日のスキー移動教室を行いました。最終日こそ吹雪いたものの3日間は雲ひとつない快晴の天気に恵まれ、スキーが初めての人がほとんどとは思えないほどみんなが上達しました。インストラクターの先生は「和田中の生徒さんは素直に指導を聞いてくれ、こんなに上達率の高い中学生は初めてです」と語ってくれるほどで、最終日には全員が山頂から滑り降りてくることができるようになりました。中学生の上達の早さには本当に驚きました。また、学年として規律ある団体行動がとれるようになっていく姿にも感心しました。食事のとき、初日はみんなのおしゃべりが止まず、『いただきます』の挨拶ができずに先生方に大きな声で注意されていました。ところが、3日目以降になると給食係の生徒が前に立つと話し声がぴたりと止み、水を打ったように静かになり、給食係の一言が大きな食堂でもはっきりと聞きとることができました。その様子を見ていて、わずか10回の食事で、中学生はこんなにも成長することができるのだなと、こちらも驚きました。
1年生も、和田中に入学して早1年。「よのなか科」の授業のなかでは「今度は、君たちが新しい新入生を迎える番だ」と語りかけています。最近は、授業を受ける態度や発言が随分と立派になり、成長を感じることが多いです。 インフルエンザが流行し、2月18・19日には、1年Bクラスが学級閉鎖となりましたが、その後は他のクラスへの影響もなくみんな元気で過ごしています。
 
 
生徒にとっては、今の学年、クラス、班の仲間と一緒に過ごす時間もあとわずかとなりますが、次のステージに向けてしっかりと準備を始めるように、ご家庭のほうでも引続きご指導、よろしくお願いいたします。


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カテゴリー: 校長室コラム