【朝礼にて】新型インフルエンザに対して冷静な対応を


おはようございます。
今日は、先週起こった2つの出来事のことを話したいと思います。

まず、一つは、みなさんも知っているとおり、
メキシコ、アメリカ、ヨーロッパなどで新型インフルエンザの感染が広がり
先週は日本国内でも初めて感染者が確認されました。
世界中で人々の往来が絶え間ない現状を考えると
今後は、日本国内での感染者は増えてくるだろうと予想されています。

この新型インフルエンザに対してどんな対応をすべきか、
私からみなさんへ、緊急の連絡が入る可能性もあると思います。
ただ、みなさんは、必要以上にあわてたり、恐れたりしないでください。
今回の新型インフルエンザは、
致死率、つまり感染して死に至る確率は高くはなく、
症状も普通の季節性インフルエンザとの大差がなく、
早めに治療すれば治る確率も高いと、多くの専門家が言っています。

人類の新型インフルエンザとの戦いは始まったばかりなのです。
マスコミの報道は、疑いのある人がいただけで
ひどく大袈裟に報道していますが、
そういうマスコミ報道に振り回されないでください。

みなさんがすべきことは、
手洗いとうがいをしっかりと習慣づける、
たとえ、新型のウィルスが襲ってきたとしても
免疫力があって、ウィルスに負けない体を作っておくことが大切です。

そのために、しっかりと食べ、ぐっすりと睡眠をとりましょう。
 
 
さて、もうひとつ、
先週の木曜日、JRの列車のブレーキが故障し、3時間以上閉じ込められ、
35万人以上の通勤客の移動に影響があったというニュースがながれました。

実は、私はそのブレーキが故障した列車に乗りあわせ
3時間以上も閉じ込められていました。
連休明けで、やる気も満々だった矢先の事故で
出鼻をくじかれた格好にはなりましたが、
それでも、私にとって今回の事故は貴重な体験となりました。

それは、3時間以上も閉じ込められていたにも関わらず、
少なくとも私を含め200人以上が乗っていた車両では、
うろたえたり、いらいらと声を出したり、
文句を言っている人は一人もいませんでした。

みんな、急なアクシデントで困ったことと思います。
それでも車内には、何か起こった時には冷静になって対処する
という空気が流れていて、
じっと復旧までの時間を過ごしていました。
日本人はやはりすごいな、と思いました。
いろいろな外国に行きましたが、
他の国では、こんなことはないだろうと思います。

みなさんも、何かアクシデントが起こったとときこそ
冷静に行動するように、気をつけてください。

以上です。


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