【朝礼にて】五感を研ぎ澄まし、自然を感じよう。


おはようございます。

先週の土曜日の夕方、和田中学校にカルガモがやってきました。
部活動が終わるころだったので目撃したひともいるかと思います。

カルガモ

親ガモが1匹に子ガモが15匹。
合計16匹のカルガモが南門から入ってきて、
体育館の渡り廊下をゾロゾロと行進し、
さらに中庭を突き抜けて正門の池に到着したそうです。
自然の少ない都会のまん中でも
野生の鳥が生息しているのですね。
カルガモは池の藻などを食べて、
産まれてから40~60日には飛べるようになるそうです。
それまでは、親ガモが子ガモを守りつづけます。
今朝はいませんでしたが、また来るかも知れません。
和田中への訪問者は誰であれ暖かく接したいものです。

さて今週は、
3年生は、長野県白馬村での田植えを中心とした農業体験、
2年生は、埼玉県榎本牧場での搾乳などの酪農体験、
1年生は、神奈川県での飯盒炊爨の体験
それぞれの学年で、体験学習を行います。

私たち人間は、昔から自然との関わりをもって生きてきました。
自然のものを見たり、匂いをかいだり、味わったり、耳をすませたり、触ったり、
つまり、五感を働かせて生きてきました。
ただ、現代社会の生活では、
自然とのつながりや関わりを感じられる機会が少なくなり、
頭で考える生活が多くなっているように思います。

今週の修学旅行や校外学習では、
耳を澄ませ、川のせせらぎや動物たちの鳴き声を聞いてみてください。
取れたての野菜や搾りたて牛乳の美味しさを味わってください。
田植えのときに足が泥に埋まっていく感覚、
牛乳を搾る時の牛のやわらかな肌の感触、
普段を味わえない自然に接してみてください。

私たちは、自然、植物、動物との関わりをもって
生かされていることを肌で感じてみてください。

いつまでも記憶に残る
素敵な体験学習になると思います。

以上です。


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