学芸発表会を前に「和田中らしさ」について思うこと


いよいよ、学芸発表会が来週の月曜日に迫りました。

夏休み明けから、新型のインフルエンザが流行し、
今年は学芸発表会が本当に実施できるのかと
不安な日々を送っていた人も多いのではないかと思います。

また、学級閉鎖が続いて、
十分な練習ができていないと感じているクラスもあるかもしれません。

来週の月曜日に実施できるか、まだ予断を許しませんが、
それでも、みんなで行える可能性を信じながら、
今は、その時をゆっくりと待ちたいと思います。

さて、今日は「和田中らしさ」について考えてみたいと思います。
 
 
みなさんは「和田中らしさ」って、何だと思いますか?

英語では、その人の主義や特徴をいうときに、
「○○イズム」という表現を使います。
最近では、プロ野球「楽天」の野村監督の考え方などを
「野村イズム」という表現で紹介されることも多いですね。

「和田中らしさ」
言い換えれば「和田中イズム」とは、
いったいどんなものがあるのでしょうか?

私の考える「和田中イズム」のひとつには、
「目標に向かって、ひとりひとりがベストを尽すことが、大切だと思えること」
「夢に向かって、みんなで力を合わせることが、素晴らしいと思えること」

だと思います。

「中途半端は、へたれで、かっこ悪い」
「愚直で、一生懸命な姿が、かっこいい」

という価値観。

夢や目標に向かう強い気持ちを持つことで、
人は向上心を持ち、
自ら努力し、
お互いが知恵を搾るのです。

この学芸発表会に向けて、
どうしたら最高の発表ができるのか、
時には、お互いの意見をぶつけ合ったり、
時には、先生方の指導や助けを求めたり、
時には、歌詞を大きく書いて壁に張るなどの知恵をだしたり、
様々な努力を重ねてきたことと思います。

そうしたがんばりが素晴らしいとお互いに讃え合えられる、
こうした価値観が「和田中イズム」です。

選択音楽から始まり、
ダンス部、吹奏楽部、そして各クラスの発表。
それぞれの発表において、
一生懸命、「和田イズム」を発揮してください。
そして、素晴らしいと感じたら、
素直に心からの拍手を相手に送りましょう。

特に3年生のみなさんは、最後の学芸発表会です。
3年間の想いを込め、
和田中の最上級生として、
今まで積み上げてきた最高の「和田中イズム」を
思う存分発揮してください。

そして、1,2年生は、
その歌声をしっかりと心に留めてみてください。
そして、3年生の想いが伝わってきたら、
心からの拍手をしてみてください。

二度と戻らないこの時を大切にし、
私たちみんながその瞬間にひとつになれることを
楽しみにしています。

以上です。


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