【朝礼にて】一年の「節目」を成長のきっかけに


みなさん、おはようございます。

今年度も終わりに近づき、一年の節目(ふしめ)の季節を迎えました。
この「節目」ということばは、竹の「節」からきています。

竹は、高いのもので10メートルくらいまで伸びることができ、
しかも、強い風や重い雪などにもしなやかに耐えられます。
これは、竹が固い節目で一区切りつけて止まり、
次は、節目に至るまでまっすぐに伸びていく、
そんなことを繰り返しているからだそうです。

一年の節目を迎えるにあたって、
よかったことや悪かったことを
一度ゆっくりと立ち止まって振り返り、
進学や進級に備えて欲しいと思います。

今年度を振り返ってみると、
新しいことに挑戦し、
積極的に行動する人が多くなってきたのは
とてもいいことだと思っています。
このあとに生徒会会長から発表がありますが、
選挙の時に公約にした「放送委員会」を
みんなの同意を得ながら
来年度から新しくスタートすることができます。
とても素晴らしいことだと思います。
新しく設立される放送委員会を契機に、
もっともっと活発な生徒会にしていって欲しいと思います。

しかし、その一方で、
みんなの中に学校の規則が守れなかった人がいたことは、
とても残念に思います。

また、学校のルールや規則を守れない人を、
周りの人がが勇気をもって注意できないことも
残念に思います。
集団で生活している以上、
ひとりひとりがしっかりと規律をまもっていくことが大事。
みんなの心の中にある良心にしたがい、
「見つからなければいいや」
という、情けない考え方を無くしていってください。

ひとり、ひとり、クラスごと、そして学年ごとにしっかりと反省し、
来年度は、竹のように、しなやかに、
そして力強く成長できる年にして欲しいと思います。

さて、卒業式まであと5日となりました。
卒業式は学校行事の中でも、
もっとも大事な行事のひとつです。

1・2年生は、これまで和田中を引っぱてきた3年生に対して
“卒業おめでとうざいます”
という気持ちを忘れずに臨んでください。

そして、3年生は、1・2年生に対して
「これぞ和田中生」
という立派な姿を見せて欲しい。

3月20日は、みんなで、素晴らしい卒業式を迎えましょう。
期待しています。

今日は、以上です。


コメント

カテゴリー: 校長室コラム