【保護者の会 運営委員会にて①】夏休の過ごし方


【夏休みこそ、生活習慣の徹底と部活動の充実を!】

1学期も残すところあとわずかとなりましたが、
今日は夏休みの過ごし方について少しお話させていただきます。

夏休みこそ「早寝、早起き、朝ごはん」の基本的な生活習慣の
再度、徹底をお願いしたいと思っています。

夜の11時には布団に入る。
朝の7時には起きて、
しっかりと朝食をとる。

毎日の基本的な生活習慣を継続させてください。

「脳トレ」の第一人者、川島隆太教授の授業内容の繰り返しになりますが、

●「夜の早い時間の最初の深い睡眠によって、昼間に勉強した記憶が整理される」
●「朝食を食べることとそのメニューが中学生の脳の発達に大きな影響を与える」
  (結果的には、学歴や年収にまで影響を与えている)

こういった事実は、科学的な基礎研究や様々な調査によって
すでに客観的に証明されているわけです。
ですから、こうした情報をきちんと知識として子どもと共有し、
生活が乱れがちな夏休みこそ
「早寝、早起き、朝ごはん」の徹底をして欲しいと思っています。

また、この夏休みには何かひとつ”やりきった”
と思えるものをつくって欲しいと思っています。
3年生の多くは「勉強」ということになるかと思いますが、
1、2年生には、ぜひ「部活動」に励んで欲しいと思います。

3年生が中心となった今年の部活動の夏の大会では、
思ったような成果がだせずに敗退する部がいくつかありました。
個人的にもかなり悔しかったです。
1、2年生のみんなには、
試合のあと号泣していた3年生の情景や悔しさを
いつまでも忘れないで欲しい。

そして、その悔しさをどのくらい継続し、
この夏の練習に取り組めるかが、成長のカギだと思っています。

ふだんなら、放課後多くても2時間程度しかできない練習ですが、
夏休みはまとまって練習をすることができます。
また、この夏の暑さの中で、激しい練習を乗り越えるができたら、
精神的にも、肉体的にも、間違いなく成長できます。

私も、この前の悔しい思いを忘れないように、
できるだけ部活に参加し、
生徒には勝つことでしか学べないことも
経験していって欲しいと思っています。

(続く)


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