【朝礼にて】本を読んでいますか?


(朝礼に先がけ、運動会の種目別一位
新記録の表彰が行われました。)

おはようございます。

さて、新学期が始まって2カ月と半分が経ちましたが
みなさんは、何冊くらいの本を読みましたか?
通知表には入学時から読んだ本の数の累計が記入されますが、
和田中生には3年間で100冊読んで欲しいものです。

私も月によって読む冊数は違いますが、
今月は7冊くらい読んだかなと思います。

その中で、今ベストセラーになっている
サッカー日本代表の長谷部誠選手が書いた
「心を整える」
という本を読んでみました。
アジアカップで日本代表のキャプテンとして活躍した
彼の姿を覚えている人も多いのではないかと思います。

その本の中で、長谷部選手が
ふさぎ込んだり、迷いが生まれたりしている時は、
「頑張っている人」を目に焼き付けるようにしているそうです。
頑張っている人とは、何も特別な人ではなく、
たとえば、腕まくりをして汗を流しているおじさんだったり、
子供を乗せて、一生懸命自転車をこいでいるお母さんだったり、
そんな人からからも、パワーをもらって、
元気になるのだといいます。

そう言われてみれば、先週行われた運動会では、
私も、みんなの頑張っている姿から
たくさんのパワーをもらったなぁ、と思います。

特に、印象に残っているのが大縄跳び。
最初に、一年C組が41回を跳んで、
すごいなぁ、と感心していると
次に、2年C組がそれを上回り、
最後には3年D組が52回を跳べました。
すごいなぁ、と思いました。
感動しました。
練習でそんなに飛べていなかった3年生が一番跳べたのは、
1年生のパワーを2年生が引き継ぎ、
そのパワーを3年生が引き継いだからだと思います。

「自分の力を呼び覚ますために人の頑張りを目に焼き付ける」
という長谷部選手の考え方に納得すると同時に、
逆に言うと、
自分の頑張りが、誰かの役にたっていることもあるのだと思います。

そしてまた、本の中には、こんな言葉がありました。

「遅刻が努力を無駄にする」

長谷部選手は、子供のころから
サッカーの練習には1時間前に行くという自分のルールをつくり、
今までそれを一度も破ったことがないといいます
また、学校生活でも、遅刻をすることがなく、
時間に遅れるのは、本気で取り組んでいない証拠だし、
遅刻する人が他の人の信頼を勝ち得ることはない。
そう考えているそうです。

一冊読み終えて、自分の生活に置き換えても
参考になることがたくさんありました。

みなさんも、読書は1年間では35冊、
月に3冊くらいは、目標にして欲しいものです。
本からは、自分の経験していない
いろいろなことを学ぶことができるのです。

今日は、以上です。


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