〔野球部杉並区大会準優勝〕 よくやった。


和田中野球部、
最後の大会は、西宮中に7-6で敗れ
杉並区準優勝で幕を閉じました。

野球部110626

「優勝して都大会出場」が目標だった
君たち野球部にとって
今日の負けがどんなにか辛いものか。
わかるつもりです。

私も中学の部活で、
負けてしまた最後の試合のことは
30年たっても未だに鮮明に蘇ってくるし、
どのくらい泣けるのだろう、と思うくらい
涙があふれ出たことを覚えています。

決勝戦は
序盤に2-0と先制されたものの
中盤に2-4と逆転。

野球部110626

最終回まで3-4でリードしながら
表の攻撃で4点を奪われ7-4に。

でも決して試合を最後まであきらめず、
裏の攻撃で2点を追加し7-6。
さらに同点のチャンスに迫った時の
君たちの表情、必死のプレー
そしてチーム一丸となった空気は
忘れられません。
小手先のプレーをせず、
真正面から最後まで戦った
素晴らしい試合だったと思います。

野球部110626

「ああしておけば・・・・」
「こうすれば・・・・・・・」
試合を振り返れば、
反省材料もないわけではありません。

スポーツは勝者と敗者がはっきりと分けられる世界。
敗者には何か足りなかったものがあるのも事実。

ただ、
自分たちがこの決勝戦までこられたこと、
(公立中学校同士の決勝戦は30年ぶり
 公立中学校の優勝は17年ぶり)
春の大会では、優勝ができたこと、
この決勝戦でも堂々の試合ができたこと、
出場している選手だけでなく控えの選手も、
そして1年から3年まで同じ気持ちで挑めたこと
毎日、毎日精一杯の練習をしてきたこと、
ここまで歩んできた過程や道のりに、
ぜひ誇りをもって下さい。

和田中野球部は、自信を持っていいと思う。

君たちが日々真剣に野球に取り組み、
どの部活動よりも大きな声をだして
和田中の部活動を活気づけていたことは
みんなが認めていると思います。

精一杯やってきたからこそ、
悔しいんだよね。
野球部のみんな、
本当にご苦労さま。

明日から3年生のみんなの声がグランドに響かないのは
とてもさみしい。
でも、今日の悔しさを呑み込んで
また新たな挑戦の道のりを歩み始めてくれることを
期待しています。


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