現在の3年生の状況です。
学芸発表会が終わり、いよいよ受験モードになってきたなと感じています。休み時間の教室や放課後の図書室で一生懸命勉強している生徒が多くなりました。職員室前では、先生に質問する生徒であふれています。勉強をしっかりとしようという空気が3年生のあいだで伝染しています。
11月に入ってからは高校入試にむけた校長室での面接練習を始めています。私が一人約20分間、147名の全員の面接練習をしていく予定です。面接の様子をビデオカメラで撮影をしながら行っているのですが、目を見て離さない、そわそわする、普段は気づかない自分の悪い癖については、自分で気づいて欲しいと思っています。
さて、面接には大きく分けて二つの力が必要だと思っています。
一つは説明する言語の力です。どうやって論理的、具体的に話すかという事。ただ、この力はある程度練習すれば身についいてくるのですが、いわゆる非言語といわれるもうひとつ力、言葉でなく態度や姿勢で相手の気持ちを動かしていく力は、一朝一夕では身に付きません。
気持ちの良い挨拶をする、きちんとした礼をする、相手の目を見て話す、など普段の生活でしっかりとした態度を身につけていくほかはありません。ぜひともご家庭でもご協力頂きたい点です。
そして、高校受験の面接のハードルも、ひとつひとつ楽しんで乗り越えていって欲しいと思います。