【朝礼にて】10年後、君たちが生きるグローバルな社会


朝礼に先駆け
杉並区書き初め展覧会出展者
杉並区美術作品/技術家庭科作品出展者
の表彰が行われました。

おはようございます。

今日は、君たちが生きる5年後、10年後って
いったいどんな社会になっているんだろう?
そんなことを考えてみたいと思います。

そうすることで、
君たちに、今、足りないもの、
これから準備していかなければならいことが、
はっきり見えてくると思うからです。

5年後、10年後・・・・
私は、今よりもっと国際化が進んでいるのだろうと思います。
すなわち、外国の人とコミュニケーションする機会が増え、
その能力の高い人たちが今以上に活躍できる。
そんな社会になると思っています。

つい先日、以前に同じ会社に勤めていて
今は楽天という会社に勤務している後輩と食事をしました。

みんなの中には知っている人もいるかと思いますが、
楽天は、会社での公用語を「英語」に決めています。
つまり、社内の会議や文書は「日本語」でなく
「英語」で行っているのです。
その後輩は、一緒に働いている時は
さっぱり英語ができなかったので
「公用語の英語、大丈夫?」
と聞きました。
すると、
「今は、朝の四時半から起きてインターネットで英語の勉強。
月2回程度、ヨーロッパに出張し、
現地の外国人と、日常の会話はもちろん、
大事なビジネスでの商談もしている」そうです。
そして、
「日本だけでなく、いつも世界を意識するようになった」
と話をしてくれました。

ちなみに、日本の会社での公用語を「英語」にしているのは、
楽天だけではなく、
ユニクロを展開するファーストリテイリングや
日産などもそうです。

少し、話は変わりますが、
東京大学が入学する時期を春から秋へ
変更する計画を発表しました。
世界の中では、秋入学を実施する大学のほうが多く、
これも、世界の標準を意識した動きです。
10年後、日本の多くの大学が秋入学になっているかもしれません。

また、今ネット上でつながるソーシャルネットワークサービスも、
国内だけでつながるミクシィなどのサービスよりも
世界とつながれるフェースブックのものに乗り換える人が
増えているそうです。

5年後、10年後、国と国の境目が希薄になり、
いろいろな国の人と人とが、言葉と意見を交換する。
そんなグローバル化が
ますます進んでいくのだろうと思います。

楽天に勤務する後輩が、
「ぜひ、中学生に伝えて下さい」
と言っていました。

「今から、しっかりと英語を勉強しておくこと」
そして、
「自分の考えをしっかり持ち、
相手に伝えられるようになること」
「この力を、中学のときから鍛えておくことが絶対に大事だ」と。

いつも、少し先を見据えて、
今自分の足りないもの、
これから準備していくべきものを意識して
勉強や生活に
日々、取り組んでみたらどうでしょうか。

今日は、以上です。


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