オータムコンサートへ出場した吹奏楽部のみんなへ


今日は、杉並区17校の公立中学校が集まる、オータムコンサートに行ってきました。和田中の演奏は、杉並区最大級55名の大迫力とそれぞれの楽器の繊細さが融合して、一番素晴らしかったと思います。実は、先週の水曜日の夜に、千葉県の高校生のブラスバンドの演奏を聴く機会があったのですが、それにも勝るとも劣らない、本当に素晴らしいものでした。君たちは、本当に中学生ですか?

特に、ドラム、マリンバ、ティンパニ、トライアングル、シンバル演奏していた打楽器の6人は、からだ全体でリズムをとっていて、表情も最高でした。サクソフォーンなどのソロのパートは、堂々とした演奏が印象的でした。前から2列目の座席から見ていたので、ピッコロ、フルートの人たちの真剣な息遣いがよく伝わってきました。1年生は入学以来わずか5か月で、こんなに難い楽曲をよく弾きこなせるようになったものだと、感心しています。

2曲目に演奏した「モンスター伝説」は、映画の音楽を聴いているようでした。戦い、祭り、冒険、愛情のシーンがつぎつぎに現れ、ストーリーが展開しているようでした。君たちが演奏し終わったあとは、杉並公会堂全体に、映画を観終わったような爽快感が漂いました。

夏休みの校舎には、いつも吹奏楽部の練習している音が聞こえていましたね。暑い中での練習は大変だったと思いますが、今日来た観客の方々は、みなさんの頑張りを十分に理解したと思います。今週20日の演奏会、また、来月の学芸発表会では、もっとみんなを感動させてください。


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カテゴリー: 校長室コラム