【野球部のみんなへ】心から「誇れる」チーム


杉並区中体連野球大会でベスト8に進出。
準決勝進出をかけた今日の試合は中瀬中に3-0で敗戦。
残念ながら君たちの目標である「優勝」はできなかったけれど
今年の野球部は本当に「誇らしい」チームでした。
 
 
特に3年生は、少年野球ではレギュラーになったことのない
そんな選手ばかりの雑草集団。
去年の試合でも、出場していた選手ほとんどいませんでしたね。
それでも、1年間懸命に練習を積み重ね
新人大会を始め、今までの大会では高い実績を残してきました。
しかも、ただ強いというだけでなく
グランドにおいてはひとりひとりが主役になって精一杯声を出す。
他の人のプレーに対しても的確なアドバイスができる。
チームプレーに徹し、チーム一丸となって挑戦する。
だらだらせず、いつも全力で走って行動する。
先生やコーチのいうことに素直に耳を傾けられる。
練習の開始時間をしっかりと守る。
グランド以外でも、だれにでも気持よくあいあいさつできる
だれが使ったグランドでも、朝早くから整備をする。

「誇らしい」点をあげたらきりがない。
相手がどんなに強豪でも、
和田中野球部のベンチにいることは、私にとって誇りでした。
今年の野球部は、先輩たちが築きあげてくれた伝統を受け継ぎ
3年生を中心に素晴らしいチームに成長したと思う。

それでも、君たちの目標であった「杉並区優勝」
を成し遂げることはできなかった。
相手との力の差なんて、ほんの紙一重だったけれど
結果を残すためには、
相手を寄せ付けないほどの力の差が必要で
そのためには、もう一ランク上の練習や努力が必要なのだろう。

幸いなことに、君たちの野球は今日で終わりではない。
まだ、8月の東東京都野球大会が残っている。
今までに経験したことのないようなスタジアムで
東京都の強豪チームと野球ができる機会が残されているのだ。

3年生ひとりひとり、そしてチームひとりひとりが
『このチームでプレーできたことを「心から誇り」に思える」
そう言える、最後の大会にしよう。


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