【吹奏楽部1,2年生のみんなへ】ウィンターコンサート、あっぱれ


本日、杉並区中学校17校の吹奏楽部が参加した
「ウィンターコンサート」が杉並公会堂で行なわれました。
どの学校の演奏も、1,2年生だけの演奏とは思えないほどの迫力で、
楽しいひと時を過ごすことができました。

和田中吹奏楽部の演奏も
3年生がいなくなり人数は少なくはなりましたが、
その代わりにイキのいい1,2年生が前に出てきて、
よい伝統がそのまま引き継がれていると感じました。
 
 
2曲目に演奏した「サウンドオブミュージック」は、
聴いていて映画のシーンが浮かんでくるようでした。
私も中学生のころに「サウンドオブミュージック」の映画を
テレビで観たと記憶しています。
女性の先生が子供たちにドレミの階名を教える様子や
家族が一緒になって山を越えてスイスへ向かう様子が
君たちの演奏とともに、よみがえってきました。

君たちの演奏が終わった後、
今回コンサートの講評も務めている済美教育センター副所長の坂田先生に
「和田中生はどうでした?」と聞いてきました。

坂田先生は、こんなことを言ってくださいました。

「まずは、選曲がいいです。
一曲目にバッハのバロック音楽を選曲したのは、
1、2年生が吹奏楽の基礎固めをするには適切で、
その曲をみんな丁寧に、誠実に
しっかりと演奏していたのが印象的です。
この調子でいけば、これから飛躍的にうまくなると思います。

また、トランペットをはじめソロパートの演奏者がとてもよかった。
なかなかあそこまで堂々と演奏することはできない。
将来が楽しみです。

課題としては、全体にブレス(いきつぎ)が弱いので、
もっと強く息を楽器に吹き込むことを意識したほうがいいですよ。」

ということでした。
3月の学校で行われる「スプリングコンサート」では
ますます上達した、
君たちの演奏を聴けることを楽しみにしています。
 
 
午前中の最後のプログラムでは、
区内1年生170名による合同バンドによる演奏がありました。
全体での練習はわずか3回と聞きましたが、
よくぞここまで仕上げたなぁと、感心です。
会場全体から手拍子が沸き起こり
いつになく楽しい空気に包まれたのは、
舞台に上がっている一人ひとりが、
思いっきり音を楽しんでいたからだと思います。
とくに、和田中のパーカッションのノリは、
170名全体のノリをリードしていましたよ。

初めてみた指揮者の坂田先生もさすがでした。
「指揮者って気持ちいいだろうな」
と思わず自分も指揮者を一度やってみたくなりました。

とにかく、
みんな、あっぱれ、でした。


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