ぼくらの民主主義!?


14日夕方、安倍政権は、集団的自衛権を認める関連法案を閣議決定しました。

集団的自衛権の行使について、賛成か反対かどうかは論じません。ただ、私がこのニュースを聞いて、どうしようもなく暗い気分になってしまったのは、こんな大事なことが十分な議論もせずに決まっていくことの恐ろしさです。

国際情勢が変化していることも理解できるし、一国で自分の国を守ることも不可能になっているのだろうことも分かります。ただ、人が人を合法的に殺し合うことのある可能性がある法案について、国会で徹底的に説明され、議論されたとは思えません。

物事を決めるときに、お互いが議論をつくすことの大切さを、私達は本当に理解しているのでしょうか?平和な未来を築くために、武力行使以外の方法で紛争を解決していく勇気と知恵を、私達は子どもたちに教えているでしょうか?

今までの日本の教育に決定的に欠けているもの、これからの日本の教育にどうしても必要なものを感じています。


コメント

カテゴリー: コラム, 多事争論