先月12日(土)の運動会では、
保護者の皆さまの多くのサポーターにご協力をいただき、
無事、実施できましたことを大変嬉しく思っております。
誠にありがとうございました。
昨年度の15個に引き続き、
今年度は12個の新記録が生まれました。
実は「今年も新記録がたくさん出そうだ」と
新記録ラッシュを予想する先生がいました。
それは、運動会の3日前には予行練習を行うのですが、
その時にも手を抜くことなく真剣に走る生徒が
とても多かったからです。
「全力を尽くす姿こそ、カッコイイ。
中途ハンパなやつは、イケテナイ」。
こういった感覚が、
学校全体の雰囲気になっていることはとてもうれしいことです。
その結果として、新記録ラッシュにつながったのだと思います。
4月のよのなか科NEXTの授業で、
パラリンピック・アイススレッジで銀メダルを獲得した
上原大祐選手の授業のあとで
「障害をもっていても、夢をあきらめないで
全力を尽くしている姿がカッコイイと思いました」
という生徒の感想がありました。
車椅子で競技をすることは、見栄えのするものでも、
華麗(かれい)なものでもないかもしれません。
でも、ベストを尽くす姿こそが人を感動させる、
そんなことに多くの生徒は気がついたと思います。
今回の運動会でも、転倒しながらもゴールに駆け込む姿、
クラスメイトに夢中で声援を送る姿、
大縄がうまくできずに涙を流している姿、
そんな和田中生の姿はカッコイイと思いました。
そして、和田中生には、
これからも見せかけでない本当にカッコイイ人間に
なっていって欲しいと思っています。