学芸発表会。
保護者の会と教職員の合唱で歌った
スピッツの「空も飛べるはず」の中で、
私がとても好きなフレーズがあります。
「♪君と出会った奇跡が、この胸にあふれてる♪」
そのフレーズの意味を、
今日は、深くかみしめながら歌いました。
私たちは、縁あってこの和田中に在籍し、
たまたま、同じクラス、同じ学年になりました。
私たちの出会いは、偶然の重なりです。
でも、その偶然に集まった私たちが、
いろいろな苦労や喜びを通して、絆を深め、
ひとつの大きな感動を共有していく。
その出会いと結びつきが、
奇跡だな、と思うのです。
朝練習で人数がそろわなかったクラス、
どうしても伴奏とうまく合わないクラス、
あのクラスは、男女が仲直りしたのかな、
彼は服装はしっかりと整えられるだろうか、
3年生は最後のトリを立派につとめられるかな、
各クラスでの練習の様子を見て回ると、
不安のないクラスなどありませんでした。
しかし、
今日の学芸発表会では、すべてのクラスが、
今までで最高のパフォーマンスができたと思います。
そして、みんながベストを尽くしている姿が
とてもうれしかった。
君たちに出会えた感動が、胸にあふれてきました。
合唱コンクールでは、優勝できたクラス、
残念ながら優勝できなかったクラスがあります。
でも、君たちは、お互いに同じクラスメイトとして出会い、
この瞬間の喜びや悔しさを共有できた奇跡を
ずっと忘れないでいて欲しいのです。
そして、どのクラス担任の先生も、
「君たちに出会って、よかった」
「このクラスが、最高だ」
と、きっと感じているはずです。
今日は、和田中生の凄いチカラを見せてもらいました。
素敵な感動で胸がいっぱいです。
ありがとう。