【朝礼にて】あいさつと言霊


(朝礼に先駆けて
全国軟式野球大会春季大会杉並区大会で
優勝した野球部の表彰をおこないました)

おはようございます!

今年も、朝礼の前には表彰式を行っていきますが、
早速、今日も表彰があってとても嬉しいです。
昨日の野球部の試合は、本当に堂々とした試合でした。
頑張った結果に対しては、みんなで敬意を表し、
また、その気持ちを受け取った人たちは
この結果におごらず、さらに頑張ってください。

さて、今日は、部活動やクラスマッチなどで
どうやったら強いチームになるのか、
みんなで、考えてみたいと思います。
もちろん、これは答えのない問題です。

でも、強いチームにはある共通点があります。

昨年、私は、和田中男子卓球部の応援で
杉並区大会から、東京都大会、
その次の関東大会、さらには全国大会、
それぞれの会場に足を運びました。
そして、勝ちあがってきた選手や強いチームに
共通することがあるとわかってきました。

それは、強いチームほど、
大きな声で「あいさつができる」ということです。

どの大会でも、主催者からの「おはようございます!」
というあいさつで始まるのですが、
集まった選手の「おはようございます!」の声が
大会が全国大会に近づくにつれ大きくなるのです。

全国大会、
各地方の試合を勝ち抜いてきた選手たちの朝のあいさつは、
「おはようございます!」
と体育館が割れんばかりに響きわたりました。
私は、本当にびっくりしました。
これが、全国大会に出場してきた
自信にあふれた選手たちなのだな、
と思いました。
そして、和田中のあいさつも、
こんな風になるといいなと思いました。

言霊(ことだま)ということばがあります。
言葉には、霊的な力が宿っている、
声に出した言葉は、何らかの影響を与える、
という意味です、
「おはようございます」
「ありがとうございます」
それぞれの言葉には、魂が宿り、
他の人へ、伝わって行くのものです。

何気ないと思われる挨拶の言葉にも、
相手への気持ちが伝わって、
チームワークがよくなったり、
みんなから応援されるチームになったり
その結果、強いチームになるのだと思います。

野球部は、みんなも感じているとおり、
本当に気持ちのよい挨拶ができるチームです。
野球部が優勝したのと、挨拶ができることとは
決して無関係ではないと思っています。

野球部だけではなく、私たちも、
お互いに気持ちの良い挨拶を交わし
お互いに心を通わせられる、
そんな中学校にしていきたいですね。

今日は以上です。


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