部活動、最終章②


残り時間がわずかになってきても、
5点差が縮まらない。

最後の最後まで、
目に涙をいっぱい溜めてボールを追い続けた
女子バスケのプレーが記憶に残っています。

突然現れた相手一年生のスーパーエース。
今まで研究し、対策を練ってきたのに、役に立たない。
中学生の試合でもこんなことがあるんだ・・・・・。
彼女のプレーに手を焼きながらも、
必死に食らいついていき、
和田中らしいの思い切りのいいプレーが随所に出た。
メンバーひとりひとりの絆が固く結ばれた
本当にいいチームになったと思います。

試合直後は
みんながあまりにも落ち込んでいるので
声をかけられませんでした。

翌日、学校で声をかけると
目に涙をいっぱい溜めて

「ありがとうございました」
と言ってくれたこと、忘れません。

3年生4名がひとつになって
つらいことも乗り越え、
ここまでチームをつくってきたことを誇りに思い、
バスケ部の思い出を、
これからも大切な宝物にしてください。

(続く)


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