30年ぶりの同窓会


実家のある長野県飯田市に帰省し、
昨夜は中学の時の同窓会に出席してきました。
中学校を卒業して、今年で丸30年。
5クラス約180名の学年でしたが、
同窓生、約50名が集まりました。

半年ぶりに会う友いれば、
30年ぶりに会う友もいました。
パンチパーマをかけとても45歳には見えない友もいれば、
私と同様、頭から見事な輝きを放っている友もいました。
だいたいの人の名前と顔は一致するのですが、
まったく名前が思い出せない友もいました。
2人の友は、命を落としていました。

友の一人は、
東北大学病院の医者になって
被災地での医療に携わっていました。
友の一人は、
遠くオーストラリアで国際結婚をし、
六児の母になっていました。
友の一人は、
中学校の体育の先生になり
同級生の子どもの担任になっていました。

友達、それぞれから
これまでの人生の歩みを聞いていると
30年という歳月の長さを感じます。

また、恩師である5名の先生方にも
お集まりいただきました。
当時、先生方は
30代半ばから50代前半だったので
全員がすでにご退職をされておられましたが
以前とお変わりなく、とても元気そうでした。

私が東京で校長先生をしていることは
多くの先生方はすでにご存じで、
とても喜んでくださりました。

私も、先生方から
「校長がどうあるべきか」という教えを、
しっかりと聞かせていただきました。

また、それぞれの先生方のスピーチでは、
当時のことを克明に覚えていて、
いかに情熱を注いで育てられていたかを
今さらながら、実感しました。

先生と生徒という関係は
いつまでたっても不変で、
30年前のことを
まるで昨日のことのように思い出します。

「今、私が校長として何とかやっていけるのは、
教師が情熱をもって、一人ひとりの生徒と向き合い、
生徒も、それに応えようと何事にも真剣に取り組んだ、
そんな理想となる中学校時代を過ごせたから。」

最後に、スピーチする機会をいただいたので
感謝の気持ちを込めて話しました。

次回の同窓会は5年後、
元気でみんなと再会できることを
楽しみにしています。


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