（朝礼に先駆けて表彰が行われました）
杉並区秋季大会
男子バスケットボール部 優勝
男子剣道部 都大出場
女子テニス部 3位
男子卓球部 シングルス佐藤 優勝
女子卓球部 シングルス斉藤 3位
杉並区英語学芸発表会
英語部 優勝
おはようございます。
学芸発表会が終わり、
今週から3年生は進路面談と
校長室での面接練習が始まります。
今日は、その面接練習でも、
また実際の高校受験の面接でもよく聞かれる
「あなたの将来の夢、なりたい仕事は何ですか？」
という質問について考えてみたいと思います。
「あなたの将来の夢は何ですか？」
と聞かれたら、みなさんは何と答えますか？
「ありません・・・」と答えているようでは、
和田中生としては物足りない。
確かに、中学生の時から将来の夢を
はっきりと言いきれる人は少ないと思います。
なかには、イチロー選手のように、
小学校の時から野球選手を夢見て、
実際に大活躍している人もいます。
しかし、よのなかには、そういう人はごくわずか。
中学生の時の夢をかなえている大人のほうが、
現実には少ないと思います。
そういう私も場合も、
中学生の時はおろか、この4年前まで
校長先生になるなんて思ってもいませでした。
大学を卒業してから今まで
会社の営業の仕事をしたり、
映画や番組の映像を作ったり、
会社の社長をしたり、
その時々で、失敗や成功を繰り返しながら、
いろいろな仕事をしてきました。
その中で、いつも一貫してきたのは、
自分の好きなこと、興味や関心の沸くことに
積極的に挑戦してきたということです。
近い将来、君たちのだれもが
何らかの仕事につかなくてはなりません。
そうだとしたら、
嫌いなことをいやいやするよりも
自分の興味や関心の沸くこと、
つまり、好きなこと、好奇心の沸くことを仕事にして
没頭できるほうが幸せだと思います。
では、具体的な夢が
現時点で思い浮かばない人は
どう答えればいいのでしょうか？
たとえばですが、
「今は、具体的な夢はまだありません
でも、私は英語が好きなので
将来は海外を飛び回ったり、
世界の貧困をなくすような仕事をしたい。」
「私はスポーツが好きなので
スポーツ選手をサポートしたり、
スポーツを通じて社会を明るくする仕事をしたい」
こんな回答をしたら、どうでしょうか？
中学生である君たちは、いろいろな可能性を持ち
将来は様々な夢をかなえることができると思います。
そのためにも、
普段の勉強や日常の生活の中から、
自分の好きなこと、
好奇心の対象を見つけ
大切に育てていって欲しいと思います。
そして、その好奇心の対象が、
いつか、君たちの夢へと
つながっていくはずです。
今日は、以上です。